開発環境用仮想マシンのセットアップ
SpreadRouterシリーズは、Ubuntu Linuxを採用していますので、クロス開発を行うにもUbuntu Linuxを使用すると便利です。
仮想化ソフトウェアには、VMware/VirtualBox/Parallels/KVM などがありますが、ここでは例としてVirtualBoxを使用します。
Lubuntuの入手
Ubuntu Linuxそのものでも良いのですが、GUIの使い勝手がWindowsと異なるため、Windowsに慣れているユーザには
Lubuntuのほうが使いやすいと思います。
Lubuntuを公式サイトから入手します。
仮想マシンの追加
名前とオペレーティングシステム
“新規(N)” をクリックし、新規仮想マシンを作成を行います。
名前は “Lubuntu” としています。
“バージョン(V)” は、32bit版を選択した場合は 32bit に変更してください。
設定したら、“次へ(N) >” をクリックして次へ進みます。
メモリーサイズ
仮想マシンに割り当てるメモリーサイズを設定します。
ホストマシンのメモリ容量が大きい場合、より多く割り当てこともできます。
設定したら、“次へ(N) >” をクリックして次へ進みます。
ハードドライブ
“仮想ハードドライブを作成する(C)” のままでOKです。
“作成” をクリックして仮想ハードドライブを作成します。
ハードドライブのファイルタイプ
他の仮想化ソフトウェアと相互運用を行う場合、他の形式を選択する場合もありますが、
デフォルトのまま(VDI)で構いません。
“次へ(N) >” をクリックして次へ進みます。
物理ハードドライブにあるストレージ
図の説明のとおりですが、仮想マシンのディスクアクセス速度を重視する場合、“固定サイズ(F)” を選択します。
通常は “可変サイズ(D)” のままでOKです。
“次へ(N) >” をクリックして次へ進みます。
ファイルの場所とサイズ
“作成” をクリックして仮想ハードドライブを作成します。
仮想マシン追加完了
仮想マシンが追加されました。
Lubuntuのインストール
仮想マシンが追加されましたので、Lubuntu Linuxをインストールします。
“Lubuntu” が選択されている状態で、“設定(S)” をクリックします。
インストールメディア ISOの設定
“ストレージ” をクリックし、さきほどダウンロードしたインストールメディアを追加します。
仮想マシンの起動
ISOイメージを追加したら、“起動(T)” をクリックして仮想マシンを起動します。
インストール言語の選択
インストール言語の選択画面になりますので、“日本語” を選択します。
“English” のままでもかまいません。
インストールの開始
“Lubuntuをインストール(I)” を選択し、インストールを開始します。